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歴史をたどる魅惑の旅・シルクロードおすすめの観光地
2018.04.05

そろそろGWや夏休みの旅程を立てたいな思っているなら、絹の歴史とロマンを体験してみませんか?シルクといえば、2014年に世界遺産登録されたシルクロードが思い浮かびますよね。シルクロードの周辺の国の各地域には同時に登録された遺跡群がたくさんあり「シルクロード:長安-天山回廊の交易路網」と登録されています。

そこでは、街ごとにうつろう景色とシルクロードの悠久の歴史、大陸の雄大な自然を体感することができます。今回はシルクの歴史をたどる旅でぜひ訪れたい、神秘の国々をご紹介します。

 

中国

敦煌(とんこう)

シルクロードはじまりの地である中国。分岐点として栄えたオアシス都市・敦煌には、4世紀から1000年以上もの歳月をかけて築かれた石窟群「莫高窟」。仏教美術や壁画などが美しく描かれた約500もの石窟がいまもなお残されており「砂漠の大回廊」として歴史をたたえ続けています。

西安(しーあん)

すべてのはじまりとなった都市。シルクロードはここ西安を起点として栄えました。三蔵法師のモデルとなった玄奘三蔵がインドから持ち帰ったサンスクリット語の経典や仏像を保管するため建造された「大雁塔」が仏教の歴史を伝える遺跡として残されているほか、「兵馬俑」など人気の世界遺産をたずねる事ができます。

 

ウズベキスタン

サマルガンド

中央アジアはシルクロードをもっとも実感できる場所。ウズベキスタンは交易路として発展した都市でした。「青の都」と呼ばれ中心的なとして栄えていた歴史の街サマルガンド。かつて世界一の美しさと称えられた、レギスタン広場に広がるのは美しいイスラーム建築群。サマルガンド・ブルーと呼ばれる美しい青のタイルをふんだんに用いたモスクはいまもなお壮麗な輝きを放っています。

 

トルコ

イスタンブール

オスマン・トルコ帝国時代の面影を色濃く残すエキゾチックな街並み。なかでもトプカプ宮殿の宝物館ではかつて栄華を誇った帝国の富と権力をこれでもかと見せつけられます。シルクロードの十字路となったこの地には歴史・文化ともに東西の文化が融合しており、アジアの文化と魅惑的な雰囲気が楽しめます。

コンヤ

世界最古の街として世界遺産登録もされているコンヤには、シルクロードの整備に力を注いでいたかつての王カイクバート1世が残したキャラバンサライ、スルタンハヌが残されています。キャラバン(隊商)サライ(城)の名の通り、宿というよりもまるで要塞のような圧巻のたたずまいは必見です!

 

ウイグル自治区

ウルムチ

シルクロードの旅のお土産はここ、ウルムチの「国際大バザール」でいかが?オリエンタルなイスラム建築の建物が並び、まるで当時の市場に迷い込んだよう。色鮮やかなスパイスやドライフルーツ・ナッツが並んでいるほか、エキゾチックな織物やアクセサリーが所狭しと並ぶ活気あふれるバザールです。シルクロードならではの味を楽しみながらおみやげを選ぶのも旅の醍醐味ですよね。

トルファン

炎のように熱い街、トルファン。トルファンいちの見どころは、あの西遊記の舞台となった「火焔山」。孫悟空と三蔵法師の銅像もあり、その暑さもまた一興!またトルファンは「ブドウの街」とも呼ばれ街ではおいしいワインや乾燥ブドウなどのドライフルーツがたくさん売られています。凝縮された濃厚な甘さのドライフルーツはおみやげにも◎。日焼け対策と水分補給は忘れずに!

 

シルクロードの大自然

タクラマカン砂漠

かつては「一度は行ったら出られない」と旅人たちに恐れられていたタクラマカン砂漠。シルクロードをもっとも体感できる自然の観光かもしれません。見渡す限りの砂の大地をラクダやロバに乗って進むのは、ロマンがありますよね。砂漠ならではの絶景を楽しみながら、悠久の歴史に思いを馳せる…。砂漠の中でキャンプを楽しむことができるツアーなども組まれていますので、ぜひ体験してみたいですね。

カラクリ湖

中国とパキスタンの国境付近、標高3600mのパミール高原の山上にあるカラクリ湖。神秘的なムードに包まれた辺境の泉です。湖畔には現在も遊牧民が多く生活しており、ウイグル族のいまの暮らしを垣間見ることもできます。青く美しい湖の水面と山脈の景色が一体となってまるで絵画のような風景を体験できるでしょう。ラクダやロバに乗せてくれる体験の施設もあるそう。当時の商人たちと同じ風景を見ているような雰囲気が味わえます。

高昌故城(こうしょうこじょう)

トルファンの南東。かつての国、高昌の城跡で、正方形に近い周囲約5キロメートル、高さ約11.5メートルの巨大な城壁はまるでグランド・キャニオンのよう。さまざまな宗教遺跡や絵画、玄奘三蔵が天竺へ向かう途中にひと月滞在した寺院の跡も残されており、歴史と自然の雄大さを同時に体感できる名所です。

 

シルクロード旅のポイント

おすすめのシーズン

シルクロードは大陸性気候ではっきりと四季が分かれているわけではありませんが、寒さが和らぐ4月下旬からGWあたりが観光シーズンのスタートだといわれており、このころが旅のベストシーズン。6月~9月は最も暑く、日中の気温が35℃を超える日もあるのでこの時期は注意が必要。11月過ぎの冬も氷点下まで気温が下がり、雪が降る日もあるので同様です。

おすすめの服装

ベストシーズンの日中は半そでで過ごせるほど快適ですが、朝晩の寒暖差が激しく10℃を下回る場合もあるので暖かい羽織物は必須。夏も施設や乗り物の中はエアコンが効いているのでカーディガンなどを持っておくと安心です。冬場はしっかりとした防寒対策が必要です。また、年中乾燥していて日差しも強いので、季節を問わず乾燥対策や日焼け対策はしっかりと準備していきましょう。

文化について

西安より西の地区はイスラム教の文化圏に入ります。豚肉やお酒が出ないレストランが多くありますので心に留めておきましょう。女性は露出を少なくしてスカーフなどで頭を隠さなければいけなかったり、写真撮影禁止の施設などもありますので注意してください(女性はノースリーブや短パンなどの服装はあらかじめ避けたほうが◎)。ほか、水道水をのまない、スリに気を付けるなど海外旅行の基本的な注意点は知っておくようにしましょう。

シルクロードを予習したい!

「NHK特集 シルクロード」シリーズは1980年代に放送され日本にシルクロードブームを巻き起こした名作ドキュメント。日中共同取材でシルクロードの全貌がはじめて映像化されたもの。音楽やナレーションも素晴らしく、とても見ごたえがあります。歌手のさだまさし氏監督のドキュメンタリー映画「長江」は、1980年ごろの中国内陸部をフィルムにおさめた貴重な作品。大河長江をさかのぼっていくというもので、今ではもう見られない水墨画や漢詩のような中国の三峡がとても美しく、旅の前にぜひ見ておきたい作品。どちらもDVDが発売されています。

 

歴史の旅へ出かけよう

「シルクロード」という響きだけでロマンがありエキゾチックなイメージですが、実際に目にする大自然や悠久の歴史を感じる遺跡群は息をのむほど美しく魅惑的で、ほかの観光地では絶対に味わえないシルクロード独特の雰囲気があります。遠い異国の夢の世界に迷い込んだような、とても不思議で神秘的な魅力。

ラグジュアリーなリゾートもとても素敵ですが、歴史のロマンあふれるシルクロードの旅も、また違った意味で「現実離れ」していて感慨深いものがあります。少し不便で暑くて寒くて、ガタガタの道も砂漠の道も、当時の商人たちの歩んだ行路に思いを馳せることができてまたおつなもの。時の流れを感じるいにしえの道を、一生に一度は旅してみたいものですね。